チワワを飼い始める時の飼い方と注意点について
チワワを家に迎える時の注意点やこれからの飼い方について解説します。
これからチワワを飼う予定がある方は参考にしてください。
チワワを迎える環境
チワワは暑さや寒さといった温度変化に弱い犬種ですから、室内で飼います。最適な室温は25度で、外出の際はエアコンで室内温度を調整してあげる必要があります。
足腰があまり丈夫ではありませんので、フローリングばかりの室内は不向きです。床の張り替えは現実的ではありませんので、カーペットを引いたり、防滑ワックスを施したりして対策を取りましょう。
毎日散歩に行く必要はありませんが、日光浴が大好きですから、時々は一緒にお出かけしてあげましょう。
チワワのしつけは最初にしっかりと
チワワはとても賢い犬種ですからしつけは比較的簡単といわれています。
ただ、その可愛さからなのか、つい甘やかしてしまってしっかりとしたしつけができていない飼い主さんが多いようです。
臆病な性格で良く吠えますから、吠え癖を始め、トイレのしつけや「おすわり」や「まて」などの指示を守れるように生後4ヶ月頃からしつけを始めましょう。
しつけの際は「できたら褒める」を徹底すると早く覚えるようになります。
チワワの健康管理は飼い主の仕事
チワワはとても小さく繊細な犬ですから、病気にもかかりやすいといわれています。
普段のお手入れなどでしっかりと体調を観察して、おかしいと思うところがあればすぐに受診してください。
体が小さい分、病気が早く進行してしまう傾向にあるからです。目や関節の病気にかかりやすいといわれていますが、気管支の病気や心臓疾患にかかることもあります。
体重も増えすぎると足腰に大きな負担をかけ、脱臼やヘルニアの原因になってしまいます。体重管理も健康管理のうちです。
可愛いチワワとずっと一緒にいるためにも、日ごろから体重測定と健康観察を習慣にしてください。
チワワに毎日行いたいケアとは
お手入れが簡単な犬種です。毎日習慣的に行うお手入れとしては、ブラッシングと歯磨きがあります。
ブラッシングは毛玉を取り除くだけでなく、皮膚の皮脂を毛に行き渡らせる働きもあり、また、ブラシの刺激が皮膚の血行を促進するため健康維持という視点からも大切なお手入れになります。
歯みがきはお口の中をチェックする良い機会です。柔らかい布や歯ブラシで歯と歯茎を優しくこすってあげましょう。
歯茎の血行が良くなり歯槽膿漏の予防にもなります。
大人のチワワでは歯みがきを嫌がる子も増えてきますので、しつけの一環として遅くとも生後4ヶ月頃には歯みがきを始めてください。
老後に歯を残すためにも歯磨きの習慣はとても重要になります。